家族信託契約で、銀行の信託口座を開設

信託口座開設 家族信託・民事信託

家族信託の契約をして、銀行で信託口座を開設しようとした場合に、どのような手続きが必要になるのでしょうか?

財産の分別管理の義務

信託の受託者には、信託財産の分別管理義務があるため、受託者が信託財産を管理する場合、受託者固有の財産とは分別して管理する必要があります。
信託財産が不動産の場合は、信託財産であることが登記簿に記載されますが、金銭の場合には、信託された金銭を管理する専用の口座(信託口口座)を開設することで、受託者自身の財産とは分別して管理することができます。

信託口座開設について

銀行の信託口座を開設する場合、一般的には、信託契約を締結した後、契約書を金融機関に持参し、金融機関に相談することになりますが、口座開設にあたっては、信託契約書の内容を金融機関がチェックし、適正な信託であることを確認したうえで、原則委託者、受託者、受益者が金融機関に行き、本人確認をしたのち、開設できるようです。

家族信託が普及してから日が浅いので、信託口口座を開設してくれる金融機関は多くはありません。
しかし、信託口口座を開設できたというケースは増えてきています。
ただし、一度信託口口座が開設できた金融機関であっても、他の支店でも同じようにできるかというと、その限りではありませんので、事前に家族信託に精通する専門家にご相談いただくのがよいでしょう。