救急車を呼ぶべきか迷ったときに相談できる救急相談ダイヤル「#7119」

シニアの暮らし

皆さまはこれまで、救急車を呼ぶかどうか悩んだ経験はありますか?

私は若いとき、外出先でそれまで経験したことのない腹痛に襲われたときに119番が頭をよぎった経験があります。「腹痛くらいで救急車?」と思われるかもしれませんが、そのときは本当に悩みました。

総務省が救急相談ダイヤル「#7119」を開始

救急車の出動は年々増加しており、2017年の出動件数は634万2千件と8年連続で過去最高を更新しています。
しかし、搬送された人の約半数は軽症者が占めており、総務省は緊急性のない救急出動を抑制することを目的に、救急相談ダイヤル「#7119」を開始しました。

同ダイヤルでは、急な病気やけがをしてしまったときに、救急車を呼ぶべきかどうかを相談でき、医師や看護師などの専門家が症状から緊急度を判断し、低いようなら医療機関を案内する仕組みになっています。#7119が導入されている自治体では、軽症者の搬送の減少など救急出動の抑制には一定の効果が出ているようです。

利用できるのは大都市を中心に9都府県と4地域(2018年10月の時点)

しかしこの#7119が利用できるのは、2018年10月の時点で、大都市を中心に9都府県と4地域にとどまっており、普及が進んでいません。原因としては、原則24時間365日対応する医師や看護師といった相談員の確保の難しさが挙げられています。専門家からは知名度の低さや、利用者のメリットがわかりにくいという指摘も出ています。

急な病気やけがの緊急度を自分で判断するのは難しいものです。同ダイヤルは緊急度だけでなく、症状を専門家に相談できることが大きなメリットだと思います。特に救急車の利用率が高い高齢者や乳幼児のいる家庭では、覚えておくと安心ですね。救急相談ダイヤル「#7119」は119番に#と7が付いたものと覚えてくださいね。

 

記事提供:SILVER-LIFE新聞/Sonael