あなたのスマホが「医療機器」に変わる!? デジタル治療が本格スタート

シニアの暮らし

薬を使わず、スマートフォン(スマホ)のアプリで治療する。

2020年にはまず、アプリからの助言に従うことで禁煙を促す禁煙治療用アプリが登場するそうです。
このアプリでは禁煙治療を始めてからの日数や利用者の入力内容から、
禁断症状が強くなりそうなタイミングに、生活習慣や体調に応じた助言を行うとのこと。
ほかにも不眠症やうつ病、認知症の治療を目的としたアプリが開発されているそうです。

え〜、そんなので効果があるのかな?
と、アナログ派の私はその効果のほどを疑ってしまいます。

もちろん現時点ではどれほどの効果があるのかは未知数。

でもアプリなら、他の治療との併用もしやすく、服薬もないため副作用の心配もありません。
また、治療薬ではできない患者の生活習慣や考え方を改善させる効果があることから、
生活習慣病の予防や対策も含めて活用が期待されています。

ほかにも、アプリに記録されるデータを使って治療内容と結果を見ながら治療を進めたり、
薬の飲み忘れや自己判断で治療を中止することを予防するなどの効果も期待できそうです。
同じ病名でも、患者さんの年齢や持病、運動や食生活などは三者三様です。
医療現場では、そんな生活習慣の異なる患者一人一人に合わせた助言が、
アプリによってできるようになるのではないかと期待されています。

こうした治療用アプリは現在、医療機器としての承認を目指しており、
早ければ2020年にも保険適用される見通しです。
大手製薬会社各社も、スマホを医療機器として活用するアプリの開発に乗り出しています。
保険適用されれば通常の薬と同様に、薬価(公定価格)が付きます。

ある日、病院に行くと薬ではなくアプリを処方されるようになる。
「お薬、出しておきますね〜」ではなく、
「アプリをダウンロードしてくださいね」とお医者さんに言われる日も、遠い将来のことではなさそうです。

 

 

記事提供:SILVER-LIFE新聞/Sonael